【ハードチューブ】はじめての本格水冷#4【リークテスト・起動確認】

ども、しーつんです。

引き続きPC本格水冷化。#1・#2・#3はこちら。

今回は前回構築した水路のリークテストを行っていきます!

動画版はこちら

やっていきます。

おさらい

前回組み上げた水路はこんな感じ。

今回はこの組み上げた水路のリークテスト(漏れ確認)を行います。

リークテスター

まずはEKのリークテスターで空気圧によるリークテストを試みます。

このリークテスターは水路に水を入れる前に空気圧を水路内にかける事で漏れる箇所が無いかチェックできる優れもの。水冷のリークテストにおける水漏れリスクを大幅に低減する事が可能との事。

実際に使用してみます。

が・・・。

いくらポンプで空気を送り込んでも全く圧がかかりません。

これはどこかから空気が抜けている。つまり漏れる箇所があるという事なのですが水路に耳を当てながら空気を入れてもどこから空気が漏れているのか全く分かりませんでした。

漏れる事が分かっても漏れる場所が分からないと殆ど意味ないですね・・。

私には何の役にも立たなかったので今回はお役御免です。

精製水でリークテスト

という事でどこかしらから水漏れする事はほぼ間違いない状態で精製水でのリークテストを行います。

精製水はAmazonで購入した2リッターの精製水。キッチンペーパーは水路周りに敷いて水漏れの被害軽減+漏れ箇所の確認の為に使用します。

準備完了。

ポンプの電源は予備のPC電源ユニットから取ります。

勿論PC本体の電源ユニットから取ってもいいのですがリークテスト時は水漏れリスクが高い為、PC本体は通電していない状態で行うのが理想的です。

通電している状態で水がかかれば大惨事になります。

PC電源ユニットは本来、マザーボードに接続していなければ動作しないようになっていますがATX24pinのジャンパを使用する事でマザーボードに接続せずとも動作させる事が可能です。

色々種類はありますが今回使用するのはスイッチ付きの便利なやつ。手元で電源のON/OFFができるのでかなり便利です。

精製水やクーラントの注水には先の細い専用のボトルを使用します。

これはPC水冷用の1リッター入る大容量タイプですが似たようなものであればなんでも代用可能です。

100均とかでも探せばありそう。

ボトルに移した精製水をリザーバータンクに注水します。

これがボトルの先っちょが細すぎるせいで注水するのに結構力が必要でかなり大変でした。 先っちょは少しハサミでカットしてしまった方が使いやすいと思います。

と、少し注水したところで….

漏れました。

ドバーッとではなくチョロチョロ漏れてくる感じ。フィッティングを強く締めなおす事で収まりました。

更に注水を続けリザーバータンク内の水位が下がらなくなったらポンプを回して精製水を水路に送り込みます。

ここで注意が必要なのはPC水冷用のポンプは水が無い状態での空回し厳禁です。リザーバータンク内の水位がある程度下がったところで停止して再度注水してください。

水が無い状態でポンプを空回しさせると最悪故障します。

注水の際にポンプのON/OFFを繰り返す事を考えるとやはり手元でON/OFF操作ができるスイッチ付きのジャンパはかなり便利だなと感じます。

ポンプを動かして水路に水が回ると更にもう1か所で水漏れが発生。

こちらもフィッティングを強く締め直す事で漏れなくなりましたがどうにも曲げ直後のフィッティングは角度がきつくて垂直に刺さらない為、漏れやすいご様子。

角度がきつい所は無理に曲げずにアングルアダプターに頼った方が無難ですね。

後は水路が水で満たされるまで注水してポンプで水を回して注水しての繰り返しですが

まさかの精製水2リッターでは若干水が足りず。水道水は使いたくないので仕方なく本番用のクーラントを少量拝借。

使用するのはCORSAIRのXL5。最近出たばかりのクーラントで性能の程は不明ですが国内入手性が高い透明のクーラントです。

クーラントは下水に捨てられないので注意。処理方法は色々ありますが個人的には吸水ポリマーで固めてポイが楽でおすすめです。

精製水と比べるとガムシロップみたいな感じで若干濁ってますがこれでなんとか水路が水で満たされました。

後はこの状態で一晩放置して水漏れが無いかチェックします。

無事、水漏れは無くリークテストが完了しました。

起動確認

ポンプや外ラジファンの配線を済ませ起動確認を行います。

無事起動しました!

起動直後のアイドル時水温は21℃でした。パッと見て水温が分かる水温計は結構便利かも。

ポンプは全開で回っているので思ってたよりもうるさいです。とはいえケースを閉めればあまり気にならない程度だと思います。

外ラジのファンも案の定速度の制御ができずフル回転。フル回転でも1200RPMなので爆音ではありませんがPWMファンへの交換を検討中。

部屋を暗くするとかなり雰囲気があってテンション上がりますね~!かっこいい。

無事リークテストは終了したので後は中の精製水を

衝撃的な事件が発生

という事で今回はここまで。次回はベンチやら取ろうかなって思ってたんですがかなりショックな事件が発生してしまったのでそちらから・・。

それでは~。

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