ども、しーつんです。
今回もやっていきます本格水冷。この記事は前回の記事の続きです。
今回は一通りの水冷パーツをPCに組み込んで水路を確認するところまでやっていきます。
動画版は投稿済みです。
動画もこの記事も内容はほぼほぼ変わらないのでお好きな方でどうぞ。
それでは始めていきましょう。
目次
ラジエーターの組み込み
まずはPCケース内部にラジエーターを組み込んでいきます。

予定としてはこんな感じ。ラジエーターのサイズは全て360mmサイズです。

が、実際に組み込んでみるとボトムに60mm厚のラジエーターが入りそうだったのでそのまま組み込みました。
代わりにサイドが30mm厚になってます。見た目的にもこっちの方が好みだから良かったかな。
果たしてこれはパソコンなのか・・・?
CPU水枕の装着

この意外と冷えるけどやたらうるさいリテールクーラーともおさらばです。まぁただの付属品なのに綺麗に光るし3950Xも余裕で冷やしきる優秀な子なんですけどね。唸りまくってブオンブオン言います。

取り付けるのは勿論、前回も紹介したOPTIMUSの超絶かっこいい水枕です。
最高の質感。ずっしりと重たいです。

取り付けは全て手回しでとても簡単でした。ドライバー不要っていいですね。
GPU水枕の取り付け
続いてGPU水枕の取り付けです。グラフィックボードのファンヒートシンクをバラして水枕を取り付けます。
グラフィックボードはRTX2080Ti HOF 10th AE。水枕はBitspowerからRTX2080Ti HOF用のフルカバータイプの水枕です。
10th AE用では無いものの取り付け自体は可能でした。(水枕内のLEDは使用不可です。)
因みに殆どのメーカーではグラフィックボードの分解は補償外行為となるので注意してください。

バラして。

バラして。

グリスを塗り替えて。

装着完了。
因みに経験上の話ですが年季の入ったグラフィックボードだと大概内部の熱伝導グリスはカピカピになっていて機能していません。水冷化せずともグリスを塗り替えるだけで劇的に冷却能力が改善される場合が多々あります。
使用したグリスは勿論、高熱伝導率低粘度でとても塗りやすい通称ネコグリスSMZ-01R。非導電性なのでGPUグリスにも最適です。
もうネコグリスしか愛せません。
グラフィックボード縦置きブラケットとグラフィックボードの組み込み

使用するグラフィックボードの縦置きブラケットとライザーケーブルはLianLi O11 DynamicXLの別売りオプションで専用品です。
ブラケット自体は真っ黒の物しかなく自分で白く塗装しています。

しかしケース専用品のブラケットですがボトムに60mm厚のラジエーターを組み込んだせいで本来の付け方より上部に取り付ける事になってしまいました・・・。 まぁ固定は出来ているので良しとします。

グラフィックボードの取り付けは縦置きになるだけなので難なく取り付けられます。
元々重いハイエンドグラフィックボードに水枕も合わさってかなりの重量になっているので2080Ti HOF 10th AEに付属していたグラフィックボードの支えで平行を保ちます。
これでグラフィックボードの組み込みは完了。
リザーバー一体型ポンプの組み込み
組み込むのはCPU水枕と同じOPTIMUS社のリザーバー一体型ポンプです。
ポンプの種類はD5。PWM制御に対応していてポンプとしては珍しいSATA電源供給です。トップのキャップはオプションのG1/4ネジ穴が3つ空いているキャップを取り付けます。
高さはOPTIMUSのリザポンとしては最も高い306mmとなっています。
場所はグラフィックボードの隣のスペースと元々決めていましたが専用のブラケットなども無く、スペースも限られていた為固定方法にかなり戸惑いました。
結果としては適当な金具で底面ファンと2点止めです。隙間が出来るポンプ底部には厚めのゴムシートを貼り付けて防振ついでに埋めておきました。
多少のぐらつきはありますが固定自体は問題無しです。なんとか理想の場所に設置する事が出来ました。

ただし上部ラジファンとのクリアランスはほぼ皆無。メンテナンス性が最悪になるのもそうですがそもそも水路が組めるのかという一抹の不安が生まれます。
基本的にリザーバータンクが大きいメリットって見た目くらいしかないので拘りが無ければ小さいリザーバータンクを選択した方が良いと思います。むしろ大きければ大きいほどクーラントを余分に食べるのでコスパは悪くなるばかりです。せめて中間サイズにしておくべきでした。
まぁ、とは言っても見た目はやっぱりギチギチの方が好みなのでなんとかするしかありませんね。
水路の確認

そして一通りのパーツを組み込んだ姿がこちら。
個人的にはかなり「良い」です。わくわくします。

そして考えた水路がこちら。しっかり全体が写せてる写真がこれしかなかったので流用しています。
排水ドレンは水路の下側に2ヵ所。後はリザポン→ボトムラジ→グラフィックボード→外ラジ→CPU→サイドラジ→トップラジ→リザポンと比較的シンプルな水路になっていると思います。
グラフィックボード通過後が最も高温になると予想されるので直後にファンサンドの外ラジでガッツリ冷却水を冷やしてCPUに持っていく狙いです。
外ラジ込みの360ラジ4枚なので冷却力は申し分ないと思います。
後はこの水路が想定通りに組めるのかどうか・・・。初のハードチューブ加工も上手く出来るのかどうか・・・。
次回はこの画像を参考に水路を組み上げていきます!お楽しみに!
それでは~。
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